2011年 松下政経塾特別例会

 
◆高橋 健太(岡山政経塾 十期生)

《松下政経塾合宿レポート》
  『自修自得の精神に触れて』




【はじめに 】
 今回の松下政経塾合宿の目的は「松下幸之助の理念に学ぶ」というものです。経営の神様と称される松下幸之助氏はどんな人なのか?またどのような思いでこの塾を創設されたのか?そして松下政経塾とはどんな場所なのか?知りたいことは山のようにありました。一泊二日という短い時間ではありますが、自分とは縁遠い世界を見ることのできる絶好のチャンスを生かしたいと楽しみに参加しました。


【松下幸之助の理念に触れて 】
 松下幸之助氏は32年前、85歳の時に70億円の私財を投じて松下政経塾を創設されています。85歳という年齢で新たなことを始めるということも驚きですが、30年以上も前に国家の未来に不安を感じ、将来の指導者たりうる逸材の開発と育成が必要であると感じた嗅覚に驚きを感じます。そして現在、実際に日本国が未曾有の危機を迎えている状況の中、松下政経塾1期生である野田佳彦氏が内閣総理大臣に任命され指導者としてこれからの日本国を牽引していきます。松下幸之助氏がここまで予期していたかどうかはわかりませんが、こうなることが必然であり、運命のようにさえ感じます。
 私は今回松下幸之助氏の理念に少し触れてみて心に強く残っているものがあります。それは塾訓にもある自ら問題を提起して、自分で答える「自修自得の精神」と何にも捉われず物事を見る「素直な心」です。言われてみると当たり前に大切なことですが、考えてみると自分自身両方ともに欠けているような気がします。私は次期経営者として小さな会社でありますけれどもこれからは常にこの二つの事柄を頭に置いて行動していきたいと思います。


【靖国神社に訪れて 】
 私は今回初めて靖国神社を参拝しました。靖国神社参拝に関しては様々な是非がありますが、そんなことは関係なくここには素晴らしいものがあります。それは当時の若者の強い志です。「命を懸けて日本を守る」、特攻隊の行為自体は決して賛成できるものではありませんがこの志はおおいに学ぶべきものがあると思います。日本の為、岡山の為に命を懸ける。簡単ではありませんがそのくらい高い志をもってこれからはすべてのことに取り組んでいこうと思っています。


【さいごに 】
 今回の松下政経塾合宿では様々な方達に出会い、色々なことを思い感じることができました。そして自分の視野も大きく広がったような気がします。

 「われわれが今日こうして生きていられるのは自分一人の力ではない。世の多くの人びとのおかげがあればこそである」 by 松下幸之助

 私もこれからは周りの人への感謝を忘れず、自修自得の精神で日々勉強し、成長しつづけていきたいと思います。
 「経営の神様」松下幸之助氏に少しでも近づけるように・・・

 最後になりますがこのような貴重な機会を与えてくださいました小山事務局長はじめ松下政経塾関係者のみなさまに感謝申し上げます。