2010年 松下政経塾特別例会

 
◆松田 浩明(岡山政経塾 九期生)

《松下政経塾合宿レポート》
  「素直な心、自修自得、公の精神」



【はじめに 】
 湘南・茅ヶ崎という華やかな印象の地にある松下政経塾は31年という歴史の重みを感じさせる荘厳なアーチ門で我々を迎えてくれました。経営の神様として知られる松下幸之助塾主が設立した松下政経塾の理念を学ぶためにここに来たのだのいう実感と緊張感を持って、このアーチ門をくぐりました。


【塾内施設の見学】
 塾内はさわやかな海風を感じられる心地よい静寂さがあり、学びの場としてはこの上ない環境でありました。講堂、円卓室、熟生室、研修棟など興味深く拝見しました。茶室内に松下幸之助塾主の直筆の「素直」の掛軸は、先入観のない真っ白な気持ちが新たに道を求めるには必須なものであることを実感しました。


【塾での学び】
 当時90歳の松下幸之助塾主の静かな口調で信念を語られる姿に引き込まれました。1.建塾の理念とはよい政治とは何かを研究し、そのよい政治を実践する人材を育成すること、2.学びの方法とは自修自得であり、剣豪宮本武蔵のごとく師を持たずしてその道に達すること、理想の政治を目指して自分から発意してやらねばならないことなどが記憶に残った。海老名健太郎茅ヶ崎市議の講義では議論なくして数で押し切る政治の現実の理想の狭間の中で真剣に悩んでおられる姿に共感を持ちました。海老根靖典藤沢市長の活力のあふれるプラス思考には私自身も鼓舞され、今やらねばいつできる、わしがやらねば誰がやるの精神で市政を着実に先駆開拓されているその情熱は見習わなければならないと実感しました。また市政とは市民一人一人が経営者としての意識でそれぞれの感覚も持って参加する市民経営であることを述べられました。岡山の一市民として積極的に地域政治に参加していくことの重要性を再認識しました。


【最後に】
 公の精神の基に、自分の志を抱き続け、それに向かって素直に自修自得で学び、先駆開拓して成功に導くこと。以上を今回の例会参加で心に刻んだ一文にしたいと思います。貴重な経験をいただいたことに感謝します。