2010年 松下政経塾特別例会

 
◆西村 公一(岡山政経塾 七期生)

《松下政経塾合宿レポート》
  『縁(えん)について思う』




【 縁 】
 松下政経塾は、これからの日本を背負っていくエリートが集い学ぶ場であるとお聞きしています。「アーチ門」や「黎明の塔」は威風堂々とそびえ立ち、松下政経塾が崇高な使命を担う場であることを彷彿とさせます。
 岡山で一介のサラリーマンをしているに過ぎない私が、天下に名声を馳せている松下政経塾で学ぶことができる幸運に心から感謝しつつ、縁というものの大切さを噛みしめています。
 今回の松下政経塾合宿では、すばらしい縁に恵まれ、茅ヶ崎市議の海老名健太朗氏、藤沢市長の海老根靖典氏、松下政経塾29期生の高橋宏和氏のお話を拝聴させていただき、現在の政治や行政の問題点と解決策について考えるヒントを得ることができたと感謝しています。
 私は、何か目に見えない力にそっと背中を押され、岡山政経塾に入塾させていただきました。そのおかげで100キロ歩行、直島合宿、松下政経塾合宿などに参加する機会を与えていただき、私の狭くて偏った考え方や窮屈な生き方を、わずかですが変えることができたと思っています。併せて、岡山政経塾において大切な仲間ができたことも嬉しい限りです。
 縁を大切にする心は人を幸せにすると信じています。これからも岡山政経塾への感謝の念を忘れることなく、与えられた縁を大切にしながら、自他共の幸福を築いていきたいです。


【松下政経塾100キロ行軍】
 これも何かの縁でしょうか、10月初旬に開催される松下政経塾100キロ行軍に岡山政経塾の仲間三名とグループを組んで参加させていただけることになりました。
 コースは松下政経塾→鎌倉→逗子→横須賀→観音崎→久里浜→三浦海岸→城ヶ島→横須賀→葉山→逗子→鎌倉→松下政経塾と三浦半島を一周するものです。
 今回の合宿二日目には、レンタカーで仲間とコースの下見をしましたが、予想していた以上に起伏が激しく、歩道の整備状況もよくありませんでした。しかし私の大切な仲間は、長い上り坂や歩きにくい道であればあるほど嬉しそうにしていました。
 100キロ行軍を共にする彼らは、地球が誕生して46億年、たまたま同じ時代に生まれ、何かの縁で岡山政経塾において出会い、よりにもよって同じ日に三浦半島を一緒に歩くという極めて宿縁深い大切な大切な仲間です。彼らは、私よりもはるかに若く気力や体力も充実しています。大切な仲間に迷惑をかけないように、彼らの後ろ姿を必死に追いかけながらゴールを目指したいです。


【おわりに】
 松下政経塾合宿では一人ひとりの自己紹介がありました。松下政経塾生の自己紹介は理路整然としていてすばらしいものでした。しかし岡山政経塾生のそれは、ユーモアにあふれた温かい人間味のあるものでした。「運と愛嬌」では岡山政経塾生は松下政経塾生に負けていないぞと、ひそかに自慢したくなりました。