2009年 松下政経塾特別例会

 
◆榎波  仁(岡山政経塾 八期生)
                              2009/09/26〜27
《松下政経塾体験レポート》
松下政経塾合宿に参加して学んだこと




 9/26〜27の2日間、松下政経塾合宿に参加し、学ばせていただきました。

まず、松下幸之助さんのVTRと古山塾頭から学んだキーワードをまとめたいと思います。

【松下幸之助さんが85歳の時に松下政経塾を作った】
 松下幸之助さんは85歳の時に松下政経塾を作ったということに大変驚きました。政経塾ができて30年たち、松下政経塾出身の国会議員が30名を超えているとのことで、幸之助さんの情熱を強く感じました。

【自ら学ぶ―師を持たずしてその道を極める
松下政経塾は近代の学校教育のアンチテーゼでもある】

 私は現在勤務している会社で学校教育を支援する事をしていますので、今の学校教育と松下政経塾との関係について深く考えさせられました。学校教育は必ずしもリーダーを作ることを目的にしてはいないとは思いますが、今時代の転換点を向かえ、日本を引っ張れるリーダーが今まで以上に必要な時期だと思います。また「自ら学ぶ」精神はリーダーになるかは別にして、教育の現場では必ず必要な視点になってくるかと思います。松下政経塾で大切にしているような観点がどれだけ今の学校教育の中で行われているのだろうかと感じました。

【日本のリーダーとしては、「人間の探求」と「日本の伝統精神の探求」が必要】
 松下政経塾内には茶室があり、毎週茶道を習うとのことでした。岡山政経塾でも岡山の文化として「備前焼」や「備前刀」などを深く学ぶ機会があり、「言葉として知っている」という段階から一歩進むことができました。しかし「日本の伝統を知る」ということも現代の日本においては、大半の人ができていないことだと感じました。

【「素直」で「志」があり「元気」であること。「感謝」でき「謙虚」であること】
 松下政経塾で毎年入塾生を選ぶ際に大切にしている「今後伸びる人かどうか」という観点は、「素直であること」「志があること」「元気であること」の3つとのことです。「素直であること」というのは入社した時から言われてきたことではありますが、松下政経塾での定義は「先入観にとらわれずにありのままにものを見れること」とのことです。ここで習った3観点は今後の生活においても忘れずに培っていきたいと思いました。


 日々の仕事が日本の学校教育支援をメインに行っていることもあり、今回の合宿で一番考えさせられたのは同じ教育機関として松下政経塾が大切にしている観点でした。「学び」とは何かを考えさせられる合宿となりました。
 例えば、今回の合宿では早朝の掃除に参加させていただきました。そこでは単純に綺麗にするということではなく、常に学びを考えながら行うこと、雨の日も風が強い日も毎日早朝にコツコツと続けることの大事さなどを考えながらの掃除を教えていただきました。学校教育においても毎日掃除は行われていますが、活動だけは残っているものの学びの精神を大切に活動が行われている学校は少ないのが現状だと思います。
 上記は一例ではありますが、今回の経験をもとに学校教育支援を再度考えていきたいと強く思いました。

 古山塾頭、海老名さん、北川さん、西田さんには、土日にも関わらず私たちのために貴重なお話をいただき、ありがとうございました。