2009年 松下政経塾特別例会

 
◆油田 洋幸(岡山政経塾 八期生)

《松下政経塾体験レポート》
  松下政経塾例会で得たもの




【1. はじめに】
 岡山政経塾の源流である松下政経塾での研修。大変楽しみにしていました。何かをつかむため、全てのことから学ぶため、気合を入れて訪問しました。今回私は例会終了後もずっと「志」について考え続けました。そこで今回は、私の志についてまとめました。


【2.志を持っている人間は輝いてみえる】
 私は、今回の研修中に西田塾生、北川塾生、冨岡塾生の3人の方と直接会話をし、また、お話を拝聴する機会がありました。塾生の方とお話していて、私はその内容より「志を持っている人間は輝いて見えるなぁ」と強く思ったことが印象に残っています。輝いてみえるというのは云いすぎかもしれませんが、少なくとも、力強く、説得力もあり、言葉の重みが違うというか、迫力がありました。彼らもまた私たちと同じ修行中の身であり、志を磨いている途中であるにもかかわらず、歴然とした差を感じました。その差がどこからでてくるのか考えてみたとき、私は、その人がどれだけ具体的な「志」を持っているかで変わってくるのだろうと思いました。


【3.志、信念、ビジョンを具体的にする】
 上記のようなことを考えた私は、自分の志について考えてみました。私の人生を振り返ってみたときに、1つだけブレていないことがあります。それは「鹿児島のために何かする」という志です(志というより想いといった方が正確かもしれません)。しかし、いつもここで思考はストップしてしまいます。今回もそうでした。志を具体的にしていく方法がわからないのです。ですが、今回は例会終了後もずっと考え続けました。そして1つの結論に至りました。


【4.直島例会での福武幹事のお話】
 志を具体的にしていくそのヒントは直島例会での福武幹事のお話(レジュメ)の中にありました。レジュメにはこうあります。
納得できる仮説に裏づけされた志
 志は納得できる仮説に裏づけされてなければいけないのです。では、納得できる仮説とは何なのか?これはずっと気になっていたのですが答えが出ないでいました。いろいろな書物を読んでみたり、著名な方のお話を聞いて勉強すれば得られるのか、と思っていました。しかし、そのような方法で得た知識を基に立てた志は今までの経験上どうしても自分の血となり肉となり人生を懸けようと想うまでには至りませんでした。そこで今回は、納得できる仮説というものを以下の2点にすることにしました。
(1) 自分のルーツ
(2) 自分の今までの活動・経験

思考の過程は割愛しますが、自分のルーツを知り、そこから導かれた使命は、
(1) 限界集落の活性化(父方、母方どちらの故郷も限界集落のため)
で、自分の今までの活動・経験から導かれた使命は、
(2) 弱者救済(貧乏経験と身内に障害者がいることから)
この2点です。


【5.最後に】
 上記が研修中から例会終了後も、私の志について考えた結果、導かれた結論です。鹿児島においてこの2つの課題を解決することが私の「志」だと現在考えています。その解決策はこれからもっと考えていかねばならないのですが、おそらく牛の牧場経営がそのヒントになるかと思っています。(例えば、動物と触れ合うことは、精神系の障害をもつ人には癒しにもなると思うし、高齢者だって元気になります。そして、限界集落には荒れ果ててはいますが、牧場経営に適した土地も有り余っています。)

 以上、長々と語ってきましたが、松下政経塾では他にも本当にいろいろな学びがありましたし、物凄くやる気をもらいました。たくさん学んだことの中からあと1つだけ挙げるとすれば、「少しずつ」でもいいから実践することです。私は今まで岡山政経塾でいろいろなことを学んできましたが、なかなか実践できていません。しかし、何も一気変える必要もないのです。少しずつでいいのです。とりあえず、家に帰って家の大掃除をしました。すると、次は早起きを実践しよう、となりました(生活リズムを整えるため)。松下政経塾で掃除をしたときはそこまで考えなかったのですが、あとから気づきました。この調子で福武幹事のおっしゃっていた生活リズムを作っていこうと思います。

 最後になりましたが、松下政経塾の古山塾頭、海老名さん、西田さん、北川さん、冨岡さん大変貴重なお話をありがとうございました。そして、小山事務局長、例会担当の采女さん、榎波さん本当にお世話になりました。ありがとうございました。この経験を無駄にはいたしません。