2007年 松下政経塾特別例会

 
◆栗山 康彦(岡山政経塾 六期生)

《政治の宮本武蔵になれ》




「松下政経塾」この名前はよく聞いていたが、実はその内容はインターネットで読んだり、人から聞いたものでしかなかった。

まずその本体の中に入ってみて感じたこと
ハード面について…静まり返ったとてつもなく広い屋敷、ゴミらしき物も見えず、整理整頓されている威厳ある建物。入ったとき一番に宗教法人のような感じをおぼえた。
その犯人は、松下幸之助氏であり、幸之助氏の熱い思い・精神が、いまなお塾生の皆さんに伝わり続けていたことが原因であった。
『ゴミ掃除ができないものが国を掃除できるわけがない』
この松下幸之助氏の教えこそ今の日本を変えていく原動力となっていると痛感した。
いまの政治家は、自分も含めこのことを忘れかけているように思った。


ソフト面について…『政治の宮本武蔵になれ』
武蔵は何でも自分で切り開いた。師を持たず師になった。つまり、自修自得の精神である。その為にはすべてのことが、机上論でなく現場主義が大切であり、この教えのもと塾生の皆さんは多種の現場を体験しているということだった。
私は、一般庶民の皆さんの「生の声」を聞く大切さを日頃より痛感しているるが、改めて自修自得・現場主義とは何か?を考えさせられた。

また松下幸之助氏が言われたという…
「三度連続して成功するより、三度に一度は失敗した方がよい。三度共成功すると人はおごりが出てくる」という言葉に出会い、私は、この言葉に一種の自信を覚えた。
選挙に敗れ、この4年間がより私を大きくしてくれるという気持ちを今まで私はうまく言葉にできなかった。
それゆえに、この言葉にふれた時は、とてもうれしく思った。

『初心忘れるべからず』
この2日間で私は、団体行動、健康のためのラジオ体操やランニング、掃除という試練、を通じて忘れていた人間としての初心を思い出したような気がした。
また、その初心がいかに大切か!ということも改めて考えさせられた。

最後に
あと25才若かったら、松下政経塾の門をたたいていただろうという悔しさと「今は岡山政経塾の塾生」という満足感を感じた研修でもあった