2007年 松下政経塾特別例会

 
◆平田 祥子(岡山政経塾 六期生)
松下政経塾合宿レポート
《〜「学ぶ」事は誰もが出来ることだ〜》



 HPや資料などで、松下政経塾を拝見したことはあったのだが、今回生まれて初めて政経塾に足を踏み入れた。山の中にでも建っているのだと思っていたが、実際は平地に民家のすぐ近くに存在していた。
 まず、圧倒された門をくぐり中に入り感じたことは、「空気」が明らかに違うということだった。政経塾生の思いや志の歴史を感じていたのだろうか。まず始めに、建物内の見学から始まった。至る所に、松下幸之助氏の「絵」、直筆の「書」があった、さり気なく茶室に飾られているかと思えば、事務室にも飾られていた。普段、塾生達は、松下氏の志を日常的に感じながら生活をしているのだろうとヒシヒシと伝わって来る。
 掃除を徹底して行わせることにより「他」を見る姿勢を茶道や剣道などの「道」を経験させることにより「自」を見つめることを生活の中に刷り込ませているのだ。
 卒塾し、活躍している方々は、だから「活躍」できるのだろうと思う。自分がどう考え、その考えをどう他者に理解させるということ。普段から「他」や「自」を理解できているからこそ、「チャンス」に乗り込めているのだと!

〜講演や松下氏のビデオを見て〜
 「学ぶ」ということは、どこにいても、誰といようが、本人の「志」次第で本当に学べるのだと・・という当たり前のことをさらに実感させられたということだ。
 しかし、そのことと同様に、「学び」という行動を自らが行っているかどうかを自分でよく理解や判断し、実行しなければ、ただの「〜したつもり」になるのだろうということも考えさせられた。自分の人生を振り返ってみると数々の「学び」を気付かないまま、通りすぎたり、拒絶をしていたのだと考えてしまう。
 また、松下政経塾の歴史を聞くたびに、逢沢代議士や原口代議士の塾生時代の話が私の中に、蘇ってきた。お会いしたことは無いけれど、「心」いや「メッセージ」が伝わってきた。「メッセージ」というものは本人が発するだけ意味があるのではなく、伝わった相手からまた次の相手に伝わることもとても重要な事なのだと強く感じた。
 メッセージを相手にどう伝えることも十分大切なことだが、受け取ったメッセージをどうまた次の相手に伝えられるのか。 それを学ぶべき所が政経塾なのだと。
 だからこそ、松下氏は「上手」な人よりも「名人」を生み出すことを目指したのだと強く思う。

〜これからの自分〜
 運よく今の職場に入り、運よく政経塾で学ぶことができている私には、自ら「メッセージ」を発する前に、自分が世間に対し、何ができるのかを改めて考えなければいけないと強く感じる。自分がどう「名人」になるのか!!今の自分では大きすぎる課題だが行わなければならない。働きはじめて、感じることは、やはり自分は「無知」の部分が大半なのだ。運よく今の職場に入り、運よく政経塾で学ぶことができている。だが運よく名人になれることはまず無い。道を自分で見つけ突き進むこと・・それがこれからの自分の課題である

 最後に、このような貴重な学びをさせてくださった皆様に感謝致します。ありがとうございました