2006年 松下政経塾特別例会

 
◆中屋 貴臣(岡山政経塾 五期生)

《松下例会を経て》




 僕が今回感じたことは、自修自得の精神、そして人間を知ることはおもしろいということです。

 <自修自得の大切さ>
 「塾は寝泊り、思考をする場であり、研修する場ではない」
という松下幸之助の言葉は意外でした。松下政経塾では、日々政治経済についての知識が教えられているのではないかという堅いイメージがあったのですが、実際には塾生が自分で学びに行かないと何も得られないというシステムでした。
 僕は、入塾の際に、岡山政経塾という場に在籍し、勉強すればなにか吸収できるのではないか、自分の成長につながるのではないかという思いがありました。しかし、実際には在籍だけしていても意味がない。
 自分からテーマを持って学び、そしてメッセージを発信していかなければ意味がないという結論を今回の松下政経塾で学びました。何をいまさらという結論ですが、とても大事なことだと思います。
 
 <人を知るということ>
 松下政経塾の建物には設立者の意思がたくさんこめられています。
困難を乗り越えて真理に向かう人の様子を描いた大きなアーチや、真の国際人になるためには、日本の歴史や文化を学ばなければならないとする茶室などありましたが、もっとも興味を引いたのが、塾生の寮です。塾生同士の対話を重視して、寮は必ず塾生が顔を合わせるような造りになっていました。実際に僕も一泊して、五期生の方と多く、深く話ができたように思います。たとえば本村さんが根っからマジメな方というのも初めてわかりました。
 何を思ってどう行動しているのか、その人の意思、信念を知ることは、延長すれば政治の基本ではないかと思います。

 <最後に>
 岡山政経塾の例会に参加するたびにいつも自分の未熟な点が見つかり、恥ずかしく思っています。さらに、松下政経塾生の方の高い志に触れ、自分に何ができるのだろうと思います。
 『岡山をより住みよい街にしたい!』と言う志に嘘はありませんが、当たり前のことに気づかず、残りの半年を漫然と時間を無駄にしないようにしたいと思います。
この松下例会でお世話になった方々みなさまに感謝いたします。
ありがとうございます。