2006年 松下政経塾特別例会

 
◆中村 徳秀(岡山政経塾 五期生)
松下政経塾例会を終えて 2006.9.23〜24
《「志」をもった人たちとの出会い》




 今回の松下政経塾での例会で出会った方々はみなそれぞれ、自分の明確な「志」を抱き、本気で日々の活動に真剣勝負で取り組んでいる方々であった。
 「志」のある人間が発する言葉には魂がこもっている。今回講義してくださった方々、松下政経塾の塾生、OBの方々からは信念を感じ取ることができた。
 今の自分とそういった方々を比べるとまだまだ未熟であり、何も出来ていない自分を認識することができたと思う。


(講義から得たもの)

  杉並区長山田宏氏の講義を中心に振り返りたい。

 今回の講義から、首長の仕事のやりがいと山田区長が目指す政治いうものを学び得た。「自分が行なった政策の反応が良くも悪くも住民から直接返ってくる。」この点が一番のやりがいであると、山田区長はおっしゃっていた。これは、区という小さな単位で行なわれる政治であり、住民と政治というものが近い存在であるからこそと考えられる。

 山田区長の政治は非常に筋が通っている。軸がしっかりとしているがゆえに政策のブレが少ないといった方がいいかもしれない。キーワードとしては、「住民の自立」「教育分野の発展」が挙げられる。要するに、教育により住民一人ひとりの力が優れたものになり、常識、良識を身につけた人間であれば、区に頼ることなく自立した生活を営むことができる。地域社会における自治も住民自らが行い、結果として、区の仕事は減り、小さな区役所が実現されるということであろう。

 山田区長の熱意、使命感には強く心を打たれた。わずか2時間足らずの講義であったが、「市区町村が変われば日本が変わる。」という志をもち、リーダーとして決して甘えのない区政を実行している山田区長の講義を受け、自分の中で理想の政治家を描く上で、非常に参考になった。


(松下幸之助のビデオより)

「自修自得の精神で、師を持たずしてその道の極意に達する」

この松下政経塾における学びの精神は自分の人生において大事にしていきたい。何事にも、素直な気持ちで、心してすべてのことを体験したいと思う。


(終わりに)

 志をもった方々は、自分の信念をもち、自ら考えたことを実行に移している。これが現状の自分との決定的な違いであると思う。岡山政経塾での残り半年間。自分がどう行動すれば政経塾を通して成長できるか、もう一度考えたい。

 最後に、今回このような貴重な体験をさせていただいたことに対して、関係者の方々へ深く感謝申し上げたい。「ありがとうございました。」

                            以上