2006年 松下政経塾特別例会

 
◆石川 尭(岡山政経塾 五期生)

《松下政経塾例会レポート》




 今回の例会に参加し、強く感じ、考えるようになったことは二点あります。一つは、日本の伝統文化や精神を学ばなくてはならないということです。もう一つは地方や地域、もしくは団体が、自分たちが目指す政治や活動をするためにはお金が必要だという当然の事です。

 松下政経塾の正面門の前に立ったときから、美や趣とは異なる何かを感じました。実際に松下幸之助氏のビデオや塾内の見学で、その時感じた何かが未来の日本を担う若者たちへのメッセージだったことがわかりました。松下政経塾のカリキュラムにある日本の伝統文化の体験というものも未来を知るためには今までの日本人の根底にあるものを理解しなくてはならないという考えからのものだと思うと、自分が日本のことについて勉強不足だなととても感じました。

 また、山田講師や土肥講師の話を聞いて、自分しかできない自分のやり方で世の中を変えていきたいと考えるようになりました。その中で自分の目指すところに行くためには、強い意志と勉強が必要だと、ここでも勉強不足を感じました。そして、はじめにも書いたようにやはり自分が目指すものを作るにはお金がいるのだということを改めて思いました。

 何かをするのにはお金がいるということは知っていたつもりです。しかし、経済は手段であるという直島例会の際の福武幹事の言葉を言葉だけで捉えて、経済を深く考えなくなっていた自分に気づきました。目的があり、それを達成するための手段が必要である。そしてその手段として経済は不可欠であるということをやっと飲み込めたと感じています。

 毎回例会のレポートの度に自分の勉強不足を感じると書いている気がします。そして今回の例会で自分は表面上は理解しているつもりでも理解していないことがあることも知りました。その二つを常に頭の片隅におきながら勉強に励んでいきたいです。