2005年 松下政経塾特別例会

 
◆森本美保子(岡山政経塾 四期生)

《松下例会レポート》



まず、レポートが提出が大変遅くなりましたこと、平にお詫び申し上げます。
本当にすいませんでした。

「松下政経塾」・・・聞いたこと、あります。誰が始めてどんな人が輩出されていて・・・くらいは、分かります。
しかし、その全貌は全くの未知数・・・。
これが私の初感であった。小山事務局長があれほど言われている謎の要塞は、確かに、他のどこにもない空気に包まれていた。
25年前に建てられた当時はさぞかし最先端であったろうと思われる建造物。
海風のにおいと、木霊が返ってきそうな木陰の連続。すこしひんやりとする建物の持つ霊気。
全寮制で、3年間の研修でありながら常勤の講師がいないということには驚かされた。
私にとってみれば、大学を出て、一旦社会に出て、さらに3年間研修生活を送るという覚悟は、並大抵のものではないので、この門をくぐっていった方々の精神。・・・理想の実現に向けて努力する力強い行動力と忍耐力に、ただただ敬服する思いであった。
随行していただいた内山幹事の講演は「自分がやらなければ誰がやるんだ!」という気持ちで生きられた5年間の塾生時代を昨日の事のように教えていただいた。
幹事は1期生でらっしゃるので、当初の気概たるや、生やさしく言葉で綴れるようなものではないであろうと思うが、わざわざここまで来て感じるものを大事にすること、まず自らで仮説を立てて、現場に出ていって実体験の中で体得していく生き方に触れてみることの重要性を分かりやすく示唆してくださった。
確かに、この環境下で伺うと不思議な演出が加わって、直球を投げ込まれた感を受けた。

ご講演いただいた卒塾生・現役塾生の方々の話も、恐ろしく客観的な視点からの見解と、熱く純粋に自分の理念を語れるバランス感覚に長けていた。
何より、そこに自分がいることへ大きな誇りをもっている。行動の原動力は、そういったところから生まれているのでもあろうと感じた。あまり個人的には話せなかったが、機会があれば、色々と細かい話を聞いてみたいと思った。
私なりに感じた彼らの共通概念は、まず、自分がどう在りたいか、そのために、どう行動するべきか。
しごく当たり前のことであるが、ともすればストレートに剥き出しにすることを美徳としない場面もある生活を送っている自分にとっては、一瞬くらっとくるシーンもあった。

私も、自立心のある人間でなくては。自分のことは自分でし、自力で向上、発展する。そして、人の分まで頑張る。
・・・美しい言葉を羅列するだけでなく、そのような立ち位置に自分をおきたいと思った。
今回の研修は、これからの自分に何らかのエッセンスとヒントをもたらすものであろう。
このような機会に恵まれた事を感謝します。
本当にありがとうございました。
また、様々な不手際を支えてくださった、幹事と、政経塾のご担当様、同行いただいたすべての皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
この経験を忘れることなく、自主性と独立性を身につけるよう、頑張ってまいります。