2005年 松下政経塾特別例会

 
◆忠澤 宏明(岡山政経塾 四期生)

《松下例会に参加して》




・「運」
 松下例会の中で何度も出てきたキーワードである。そして、今までの私の人生にも深く関わってきた言葉でもある。私はいつからだったかは覚えていないが、「あなたはどういう人ですか?」と聞かれたときに常に「運がいい人です」と答えている。人生で何度もそう感じる場面に遭遇してきたし、どんな災いも転じて福となってきた。
 この例会で松下幸之助氏の想いに触れ、そんな自分を松下幸之助氏が認めてくれているような気がしてとても嬉しかった。
 
・「素直」
 この言葉も例会中よく耳にした言葉である。そして、松下政経塾に入る際にもっとも重要とされていることだと聞いた。私は以前から「素直」な人になりたかった。物事を斜に構えて見てしまう自分に嫌気がさしたことが何度もあったし、年上の人の話は素直に聞けるが、同年代や後輩の話は素直に聞けない自分がいた。
 そんな私に松下政経塾は「素直」に生きることの大切さを教えてくれた。素直に生きることが私の「運」をさらにあげることに繋がると気付かせてくれた。

・親父の思い
 私は幼い頃から「松下」という言葉をよく発していた。なぜなら父親が松下系列の会社に勤めているからだ。今回の例会で何より良かったのは、松下政経塾を訪れることで、寡黙な父がたまに発する名言、商売人の家に生まれながら大卒後同じ会社に35年間勤め続けている理由、それらがなんとなく理解できたことである。父も松下幸之助氏の想いを少なからず感じているうちの一人であると確信した。
 岡山政経塾に入り、松下政経塾を訪れ、松下幸之助氏に関する本を読むことで、父にも近づけることができた。今度、「松下」というキーワードで父と酒でも飲もうと思う。

本当に参加して良かった例会である。来年も日が会えば是非とも参加したい。