2004年 松下政経塾特別例会

 
◆布野 浩子(岡山政経塾 三期生)

《9月特別例会によせて》




 松下政経塾創立25周年記念シンポジウム,松下政経塾での研修を終えて,2週間が経ちました。今まで,何度かレポートを書きましたが,今回はとても書きづらいです。それは,都市や国,中央に期待をし過ぎていたからかもしれません。また,岡山,地方を少し軽く見ていたからかもしれません。

 シンポジウムでの話の感想は,どんなに活躍する場,舞台が大きかろうと,人としてやらなければならないことは,一緒だと言うことです。もちろん,舞台が大きくなればなるほど,問題は多く,大きくなるでしょう。でも,基本的な事は,結局同じではないかと思います。
 問題に対処していくのは,人間です。どこまで行っても,人間がすることです。では,人はどうあるべきなのか,もう一度それぞれがしっかり考えないといけないことだと思います。

 現在の日本を憂い,行革を進めないといけないことは,マスコミをはじめ,いろいろな場所で語られていることです。では,それに向けてどう動いていくのか,気になる点はそこだけです。
 既成の政党で,まだやって行かれるのでしょうか。やらなくてはいけないことが明確にわかっているのなら,その理念のもと人は集まることはできないのでしょうか。政党は,どうして必要なのでしょう。一番に考えられるのはお金ですが,選挙にお金がかからないよう,工夫することはできないのでしょうか。
 国はいったい誰の方に向いているのでしょう。国家と言うけど,誰のための国家でしょうか。イラク戦争にしても,ロシアの小学校人質事件にしても,国家とは何なのか考えさせられることが多くあります。
 いつもいつも,堂々巡りの議論です。では,実現に向けて,私たちが出来ること。それは,同じ理念を持つ仲間を集めていくことではないかと思います。

 福武幹事が,レセプションの時おっしゃっていました。「国は大きすぎて我々で変えることは難しい。小泉さんを代えることも,国民はできない。しかし,自分たちの自治体は,自分たちでかえることができる。だから地方の時代だ。」と。
 本当にその通りだと思います。そして私たちは,とてもいいポジションにいると思います。
 
 松下政経塾では,松下幸之助さんの哲学・理念にふれることができ,また,凛とした空気を感じることができ,とても感謝しています。そして,よそを知ることで改めて,岡山政経塾の良さ,仲間たちの素晴らしさ知り,ここに来られたことを幸せだと感じています。
 関係者の皆様,本当にありがとうございました。そして,岡山政経塾の皆様,これからもよろしくお願いします。