2008年 100km Walk

 
◆金関 圭子 (岡山政経塾 4期生)

岡山政経塾100km歩行レポート
「4回目の100キロ参加を終えて」



 世は連休で、絶好の行楽日和。空港や高速の渋滞ニュースを聞きながら、こちらといえば家族サービスも顧みず、毎年集まる愛すべき仲間たち。なぜ歩くのか、なぜサポートするのか。自問自答しながら過ごす24時間の重みは、私にとって毎年違う。
 
 4回目の100キロ参加を終えた今、何故か釈然としない。確かに全員完歩という偉業を成し遂げた。チャレンジャーもサポーターも皆、言いようもない達成感と連帯感を共有した。
しかし釈然としない・・・。

 ここのところのチャレンジャーの事前準備は、4期私たちのころとは雲泥の差で、MLで情報交換と激励がされ、練習会が開催され、当日までにしっかりと心と体を整えている。そして臨んだチャレンジ当日、折れる自分自身と闘いながら24時間100キロの限界に挑戦する姿はとても美しかった。
 
 その中で、忘れられないできごとがある。
 まずは、「真正M」西村の驚異的記録。当日までの時間、この日のために努力した結果なんだと・・・目頭熱くして、感慨にふける・・・のを通り越して呆れた。「親分やりましたぜ!」と啖呵を切られても言葉が見つからない・・・。私は道中、「100`歩くってのはね・・・。」と語り励ましたかったんだ、今年も、そう、昨年も!!・・・いやいや、入塾を決めたときからの彼の驚愕的変貌に、今後の無限の可能性に期待し、共に学ばせていただきます。
 そして何といっても、昨年一緒にサポートした栗尾氏の完歩。同期沢良木のゴール。共に過ごした時間が長い分、そして重なる挫折を見てきた分、サポートにも特別な感情移入が否めない
タイムアップ間際にゴールの土を栗尾くんと一緒に踏めたことが今年最高の感激だった。本当の卒塾おめでとう。
 さらに、年々進化を遂げる柳井パフォーマンス。今年はチームを編成しての登場、さらに実にリアルな特殊メイク(?)までも行き届いていて、真夜中に大爆笑。楽しませていただいた。
 最後に忘れてならないのが、「今年もがんばってね!」と励ましてくださる地域の皆様の温かいご支援。このイベントは、もはや塾生や、陰で支えてくださる幹事の方々という内輪だけの行事ではなく、場所を提供してくださり、応援してくださる地域の皆様にも大いに支えられるものになりつつあるという空気を感じた。地道なイベントだが、事故なく毎年継続させていただけることを感謝したい。
 
 では、何が釈然としないのか・・・。
 蓄積されたノウハウの伝授と個人の努力で全員の完歩というすばらしい結果。だから成功と一概に言っていいものかどうか・・・。サポートの目的は、事故なくチャレンジャーを見守ることで、決して完歩させることではないと考える。そして「100キロ歩行」は「岡山政経塾」の年間例会のうちの一行事であり、当然のことながら、両者はイコールではない。その精神は正しく承継できているだろうか?そのここですべてのエネルギーを消耗することなかれ、舞い上がることなかれ。
 そして私自身、4年目の政経塾(OB)としての生活は今始まったばかりなのである。